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zoom RSS 〜究極のポピュリスト小池新東京都知事〜

<<   作成日時 : 2016/10/22 06:46   >>

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画像 小池ゆり子氏が東京都知事に就任して以来、豊洲新市場、東京オリン・パラリンピック会場問題で都庁は都官僚及び都議会を巻き込んでてんやわんやの大騒ぎであろう。つくづく小池都知事は究極のポピュリストであると思う。これは、むしろ褒め言葉である。今回の都知事選で政・官・財界の利益を代表する自民党と選挙マシーン創価学会の公明党という鉄壁の後ろ盾も必要とせず3百万票も得票したが、自公候補者、野党統一候補者という既存政党が総力を挙げた中での3百万票には天晴すぎる得票といえるのではないだろうか。
  小池都知事が訓えたことは、どんな組織も民衆を味方につけた者にはどんな既得権組織もかなわないということだ。このことは、10月16日投開票の新潟県知事選挙で、自民、公明、政府、原子力村が関連組織を締め上げ、民進党は電力総連が参加する連合に諂って野党連合に加わらず自主投票にしたため、自公推薦原発容認候補の楽勝と思われたが、野党系無名の新人で原発再稼働阻止を訴えた米山候補に敗れたことでも民衆を味方に付けた者にはかなわないことを裏付けている。小池知事の民衆取り込み手法は劇場型とも言われるが、師匠筋の小泉元首相の政治手法を確りと踏襲している。ただ、これはだれでもその手法を真似できるものではない、小泉元首相の場合は胆力と言うよりも変人的な依怙地さによるものだろうが、小池都知事には男も真似できない“胆力”がある。たいていの男性は、石原元知事を見ても分かるように、己の保身と利己的利益のために、当選後は政党、官僚、議会に「大人の物分かりの良さ」で裏では丸く収めることが器量と思い込んでいるかのようにうまく立ち回るが、小池都知事にはその小賢しさが今のところ見られない。このことが、就任後も一地方行政であるにもかかわらず、小池知事の一挙手一投足がメディアに報じられ益々国民的指導者としての印象を与えている。
  小池知事は、民衆を味方に付けることの必要性を体で実感するとともに、利用できるものは唾棄したくなるような相手でも利用するといった抜け目なさがある。自分を支持も推薦もしなかった自民党とたもとを分かつわけでもなく、選挙が終わって手のひらを反してすり寄る安倍総理や二階幹事長とも協力を受け容れている。いまだに私は個人的には小池知事を信用しているわけではないが、小池知事が、豊洲新市場の移転に既得権益集団と妥協することなく、東京五輪会場の施設見直し、特に海の森ボート会場等変更などでJOCのいちゃもんを跳ね返すことが出来るかが今後の小池知事の胆力が本物であるかどうかの試金石となるだろう。
  少し話はそれるが、2024年五輪では立候補に名乗りを上げていたローマ、ボストン、パリ、ブタペス、トハンブルグのうち、ボストン、ハンブルグ(ドイツ)が辞退し、ローマも立候補を女性ローマ市長が取り下げた。
ただ、ボストンの辞退を受けてロサンゼルスが代わりに立候補するらしいが、三度目であり、施設もあり前回ユべロスAOC会長がやり手でほとんどロサンゼルス市が金を出さずに五輪を開催できた成功体験が有ったのかもしれないが、ローマ、ボストン、ハンブルグが金がかかりすぎるとして辞退したことはIOCもやがてどこの都市も五輪開催に手を挙げなくなる危機感を持っているはずだ。小池知事の会場変更を受け容れてでもIOCバッハ会長は内心小池知事に譲歩する覚悟はあるだろう。
  町民国家の日本人は、一見良さそうに見え、悪いことでなければ反対することに気が引けるが、ボストン(アメリカ)、ハンブルグ(ドイツ)、ローマ(イタリア)は、市民のためにならないと思えば平気で引き換えし、辞退する勇気がある。日本は羊の群れが一旦暴走を始めればスタンピードを止めることは出来ない。曰く、国威発揚だ、曰く、みんなが元気になる、曰く、経済が活性化するなど、煽る方は官や、財の利権目当てで金は所詮人の金だからいくらかかろうと、良いオリンピキックにするためだといえば、みな黙ってしまう。
  ボストン市民はオリンピックに反対するのに、東京都民はなぜそんなに東京五輪に熱中するのだろうか。数多の学術調査では、一見常識に逆らうようだが、オリンピックは経済成長を促していないことが証明されている。たとえば、直近の北京、ロンドン両五輪では競技開催期間中旅行者は減っている。1992年バルセロナ大会の時も、都市の経済成長はバルセロナに限ったものではなく、マドリッドのそれと特段の違いはない。羊の群れを盲目的に追い立てているのは、マスコミ、建設業界、スポーツ関連、官庁など他人のカネ、税金をふんだんに毟り取れる利権屋どもに過ぎない。さらに、参加することに意義がある平和の祭典が、最近の日本はより過大に金を掛け選手を強化しメダルを競うあさましい姿に一時のソ連や中国など全体主義国と同じではないか。
  話は戻るが、小池都知事の都政の「見える化」「透明化」改革が日本の政治を変える一石になれば、都知事に留まらず日本ン総理候補も指呼の距離に近づいてくるだろう。小池都知事の豊洲、オリンピック会場の難問フィールディングに目が離せない。私の個人的な感想は、同じく都知事擁立を期待されながら踏み切れなかった蓮舫参議院議員が先に手を挙げていれば都知事に成れたかもしれないが、今の民進党党首のだらしないさまと同じで、党や連合、議会と妥協に妥協を重ねうまく立ち回ろうとしてきた石原、猪瀬、舛添知事となんら変わるところのない凡庸な知事であったろう。出なくて正解だった。政治家に徳を求めることは、八百屋で魚を求めるに似て小池知事と雖もそれを求めることは不可能だが、小池知事には男でも叶わない胆力だけはあるようだ。既得権グループの一員ではあるが、小池知事のお手並みをまずは拝見したい。

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