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zoom RSS 〜民主主義とは多数決と思い込む未熟な民主主義〜

<<   作成日時 : 2017/06/04 14:34   >>

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画像    私は、自分では慷慨家だと思っている。世の中の不条理を主としてをブログに取り上げているのはそのためである。それをテーマにして「予断と偏見」と題しているがあまり直截すぎるのでそれを少しでも柔らかくするためにこのブログのタイトルを「余談と偏見」と敢て変えている。いい年をしていながら現実的な諦観を持てない奴と思われようが、どんどん政治が劣化する日本に暗澹たる思いの毎日だ。最近は、ニュースを見るのが嫌で、新聞やテレビのニュースをほとんど見ない。NHKをはじめ、日本の大手メディアは官邸の意向を忖度したり追従するフェイク・ニュース(偽ニュース)ばかりで、メディアは権力を監視するという社会的義務を放棄し、司法、立法に次ぐ第4の権力という本来行政権力に対抗すべき監視権力が、行政権力の走狗に成り果てている。現在のメディアのジャーナリズムは「報道」ではなく、単なる政権の「広報」でしかない。もっとも、深刻なことは司法、立法の独立権力も日本では行政権力の走狗になって久しい。安倍内閣になって、政治が見るも無残に劣化が進行している。
  自分で民主主義を勝ち取った歴史も経験もない日本人が持つ民主主義に対する理解とは即ち多数決と集約している。しかし、多数決と正しい結果は全く無関係だ。多数決によって選ばれた為政者は何をやっても許される、文句があれば政権を取れと言わんばかりの安倍政権の軍国化、国家主義化、森友・加計問題のような国家権力の私物化が目に余る。人類が様々な政治形態を試行錯誤し、今日に至って多数決による民主主義が多くの国で採用されているが、どの国も特に先進国は多数決は正しい結論を導くという幻想はもたない。多数決とは単なる利益を共有する多数の俗論が採択されているに過ぎないことを知悉しているからだ。そのために、司法権、立法権が独立し、違憲、違法な行政の理非曲直を正し、行政権力による暴走を排除している。しかし、日本では三権分立とは建前に過ぎず、行政(内閣)が司法の幹部人事権を握り司法は行政の番犬か用心棒として国民に牙をむいている。立法府は議会として行政を監視し立法する機能は忘れ去られ、立法は行政が行いそれを追認するだけに過ぎない「行政権力補完府」でしかなく、日本には先進国のもつ本来の三権分立の機能はない。もっともらしく、義務教育で三権分立を教えているが単なる国民を言葉で目晦ましているに過ぎず、本来の意味は教えない。教えると困るのである。日本は三権分立ではなく、行政府独裁国家と言っても過言ではない。
   トランプ政権が発足しても、大統領令は次々に司法で否定され、大統領とロシアとの関係を調査するFBI
に圧力をかけたという疑惑だけで弾劾されようとするし、議会から閣僚人事に承認が得られないなど、世界最高権力者である米国大統領でも三権分立のために権力の暴走を許すことはない。そこにいくと民主主義低開発国(低開発国は現在は発展途上国と言うことになっているが、日本は低開発国がふさわしい)である日本は、司法も、立法も安倍内閣にひれ伏す北朝鮮並みの独裁国家である。わずかな国家私物化でパク・クネ大統領は私腹を肥やしたわけでもなく弾劾されたが、安倍の森友、加計両学園に対する便宜供与・安倍御用ジャーナリスト山口敬之のレイプ逮捕もみ消しなどの国家私物化不正行政は十二分に弾劾に値する。野党がだらしがないからと言う、権力追従メディアの国民刷り込みと世論操作に近い世論調査による支持率に胡坐をかいてやりたい放題である。
   余談だが、加計学園の問題で文部省の問題文書について、天下の前事務次官が有ったと証言しているにもかかわらず、菅官房長官の「文書の存在は確認できなかった」という回答ほど卑怯な回答はない。これは、国民にはその文書が存在しないかような心象操作であるが、実際は存在を認めているに過ぎない。本来なら、「確認できなかった」ではなく「存在しない」あるいは「それは偽造されたものだ」と断定すべきだ。「確認できなかった」と言うことは弁証論理を持ち出すまでもなく、「在るかも分からないがないかもわからない、調べた範囲ではどちらなのか確認できなかった」といっているにすぎない。これは、無いと言えばうそになり、偽文書だと言えばそれもウソになるから、かといってあるとは言えないので「確認できなかった」と言わざるを得ないのだ。要するに事実上あることを認めているが、アホ国民には無いと言っているように聞こえるから始末が悪い。挙句の果てには、犯罪も犯していない前川文科前次官の個人情報を持ち出すなど、安倍内閣の官房長官はなりふり構わず卑劣な人格攻撃により前川前次官の証言に信用性を疑わせようとしている。こんな三流内閣がいつまでも続くとは思えない。問題文書の存在を認めた前川前次官は、安倍内閣に法を曲げて追従するヒラメ官僚ばかりの官僚の中の官僚、男の中の男だ。
It has been said that democracy is the worst form of government except all the others that have been tried.(民主主義は最悪の政治形態であるらしい。ただし、これまでに試されたすべての形態を別にすればの話であるが。)これは、チャーチルの名言であるが、安倍政権、ヒットラー政権について常に連想する言葉だ。この二人に共通するのは、本来、国(権力の根源である国家ではなく国民の国)と国民を守り権力の暴走を食い止めるための憲法を、権力者自らが権力者の都合の良いように変えようとした、あるいは変えたことであろう。日本では、憲法も、そしてそれを守る最後の砦である司法までもが国民ではなく権力に顔を向けている。しかし忘れてならないことは、日本の民主主義を最悪の政治形態にしているのは安倍首相のような狡猾で知性に欠ける権力者ではなく、一人一人の国民であるということに尽きる。国民でなく、権力者が憲法改正を求める異常に何の疑問も持たない国は異常である、それは泥棒が自分で縄を綯うと言い出すようなものであるからに他ならない。

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