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zoom RSS 〜豊田真由子衆議院議員に見る奢りの代償〜

<<   作成日時 : 2017/07/12 07:26   >>

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画像  安陪内閣と自民党の低俗さをそのまま反映して、前の都議会選挙は自民党の歴史的惨敗となった。議席数120うち自民党が取れたのは公明党の議席と同数のたった23議席という体たらくだった。安倍首相は、ヤジが怖くて支持者だけが集まる体育館などで応援演説していたが、それではあまりに世間体が悪いと思ったのか、絶対自信のある秋葉原駅前で、今回の都議会選挙戦最初で最後の街頭応援演説を試みたが群衆から帰れコールや猛烈なヤジ、「安陪辞めろ」と大書した巨大な幕を拡げられ、我を忘れて激昂して有権者国民に対して「こんな人たちに負けるわけにはいかない」とおよそ一国の総理大臣とは思えない小物ぶりを見せた。そう啖呵を切ったのは好いが、安陪自民党は負けるわけにいかない「こんな人たち」にボロ負けして大恥を掻いたのである。
  この惨敗の原因が“THIS IS 敗因”と揶揄された、レベルの低い自民党議員豊田真由子衆院議員、萩生田光一官房副長官、稲田朋美防衛大臣、下村博文都連会長の頭文字をもじったTHISのお粗末さが敗因とされてはいるが、最大の敗因は安倍首相の国家権力私物化と人間性の欠如という凡そ総理大臣の器でない俗物性がこれらの根底にある。今回は、敗因組の中でとくに象徴的に目立った豊田議員の人間性を「他山の石」として取り上げたい。
   東大法学部卒、ハーバード大学院修了という厚生官僚出身の豊田真由子議員の秘書に対する暴行・暴言については、詳しく報じられているので内容については触れないが、彼女の部下に対する異常なハラスメントにより政治的は言うまでもなく社会的生命も終わった。彼女のことで、真っ先に思い浮かんだことがある。韓非子の訓える戒めの話でこういうものである。
   昔、中国に斉という国があった。斉の中大夫(ちゅうたいふ)に夷射(いや)とい者が居た。夷射は斉王の酒宴に呼ばれて酒をたらふく飲み、夜風にあたって酔いを醒まそうと邸門の外へ出ると、脚切りの刑を受けて門番をしている男が、「旦那様、私にもお流れお恵みくだりませぬか」と身分の高い夷射に酒をねだった。夷射は「無礼者!刖刑(げっけい:足きりの刑)分際で、高官に口をきくとは何事だ、失せろ!」とでも言ったのであろう、その門番は走って逃げた。夷射がいなくなると、門番は誰かが小便をしたように見えるように水を撒いた。翌朝、斉王がそこを通りかかって怒ったのである。「誰だ、ここに小便をした奴は?」と斉王が門番に尋ねると、「私は知りません。ただ、昨晩中大夫様がそこに立っておられました」と言った。 それを聞いた短気な斉王は夷射の首を刎ねたのである。
   要するに、他人目がなければ、自分が立場が上だと下位の者に対する理不尽な言動をする徳以前の人間性の欠如した輩は珍しくないが、それも度を超えると夷射のように人生の破滅を迎えるいい例が豊田議員である。私も昔言及した記憶があるが再度紹介したい。勤務していた会社の運航乗務員送迎ハイヤー運転手氏が、ぽつりと言った感慨が忘れられない。その運転手氏はこう言っていた、「私は色んな役員をお乗せましたが、運転手など人とも思っていない横柄な役員はいつの間にか飛ばされたのか、いなくなっているんですよね。しかし、私たちのような運転手でも、人間として親切に接してくださる役員さんは不思議と出世されるんですよね」と語っていたが、その運転手氏に平取りのときから親切だったS氏はAビールの社長、会長までなられている。私も送迎運転手さんの縁でAビールの当時のS社長にお会いしたことがあったが、実に温厚で周囲の人に対する気配りに感心したことがある。お会いした後、Aビールから段ボール一杯のAビールやクアーズの商品やノベルティを送ってこられ、一期一会にすぎない出逢いでも最後まで真心を貫徹されていた。それに引き替え、豊田議員のような男の代議士はいくらでもいると、豊田議員を擁護し、つい本音を言った河村元官房長官の発言はいかにも自民党らしいが、何をか言わんやである。
   政治家に徳を求めることは、八百屋で魚を求めるがごときとは、耳にタコができるくらい聞いた元警視総監秦野章氏の言葉であるが、才があって徳無し、徳は才の主(あるじ)、才は徳の奴(やっこ)を絵にかいたように体現しているのが豊田真由子議員であろう。彼女にしてみれば、プライドの高い官僚としては二流省庁の厚生省でさえ次官や審議官コースから外れ、代議士に転出して大臣にでもなって見返してやりたいと思ったのであろうが、官僚社会で育った者から見れば、政治家の運転手代わりの秘書など彼女から見れば頭など帽子を載せるための台にくらいしか使っていないように思える赦し難いアホばかりの集団に見えたのだろう。
   驕る平家は久しからずの言葉通り、奢る安陪政権も今回の歴史的惨敗で支持率は下がり終わりの始まりを迎えようとしている。それにしても、東大を出てキャリアー官僚にまでなって、この程度の結末も予測できないということは、断片的な知識を記憶する才はあるが物事を常識的に判断する力も自分の行動の結末を想像する最低限の能力さえなくても東大には入ることが出来、国家を背負う高級官僚に、代議士になれるこの国は何処かおかしい。同じ東大出官僚でも前文科事務次官前川喜平氏のように権力に阿らず、凛として安倍政権の権力不正に立ち向う勇気あるトップ官僚もおられることがせめてもの救いではある。

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