JH4SEHのシャック

アクセスカウンタ

zoom RSS 〜EUのリーダー、ドイツのようにアメリカ従属からの自立を望む〜

<<   作成日時 : 2017/07/25 16:01   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

画像  私はアメリカ人に対して何の偏見や特別な感情は無く、知り合いもいい人ばかりであるが、戦後のアメリカは、アイゼンハワー、ケネディ大統領政権以外のアメリカという国はどうしても好きになれない。アイゼンハワーは今の米国軍産複合体が肥大化して好戦国家になり民主主義を歪めることを初めて予見し警告した立派な大統領だったし、ケネディは理想主義をかかげアメリカを史上最も輝かせた大統領だったからだ。一方、その他の政権が好きになれない理由は、地球環境保護で世界が協調するパリ協定は脱退する、世界中で戦争を仕掛け覇権国家米国に追従しない政権は陰謀や破壊工作で崩壊させ、親米政権はアメリカの従属国として支配する帝国主義国家だからである。よく、似非右翼がアメリカを嫌うものはサヨクとレッテルを貼るが、其れこそ媚米根性の極みであると言っておこう。まず私は、地方の自衛隊協力会の役員をしており会合では国旗国歌に敬意を払うる保守主義者であることを断っておく。ところで、世界で一番の米国從属国が日本であり、対米戦争に負けた敗戦国としてアメリカへの隷従を宿命として甘受しなくてはならないのかもしれない。
アメリカは自由を世界に敷衍する正義の国を装い、日本は事実上アメリカの属国でありながら独立主権国家のふりをしているが、どちらも正しくない。1951年9月サンフランシスコ講和条約で日本政府は、完全な主権を回復したと言っている。果たしてそうか、サンフランシスコ条約の第一条の条文には「連合国は、日本国及びその領水に対する日本国民の完全な主権を承認する。(外務省訳 本文The Allied Powers recognize the full sovereignty of the Japanese people over Japan and its territorial waters.)」としているが、連合国GHQも認めた日本国憲法により、すでに国民に主権が有るのは当然で、ただその行使が連合軍軍政により制限されていただけで、あらためてサンフランシスコ講和条約により日本の喪失していた主権が回復したというのは米国属国化をごまかすためのレトリックにすぎない。この意味する本当のところは、これまで連合国進駐軍が日本を統治してきたが、講和により日本の領土と領海の日本人民による統治を認めると書いてあるに過ぎない。ただしポイントは「領空」の完全統治を認めるとは書いていないことである。そして講和締結日その同日のうちにアメリカが日本の権益を戦果として確保するために日米安全保障条約という対米従属条約を締結させた。要するに、進駐軍(連合国軍)を米軍だけ残して日本に対する影響力を独占したのがサンフランシスコ講和条約と日米安保条約のセットであると言える。戦略爆撃で日本を降伏させたアメリカは制空権こそがその国を支配する要であることを実感しており、抜け目なく「領空」には完全統治権を与えるとは書いていない。日本の領空はアメリカが支配する空域、特に首都東京上空の太平洋から日本海近くに跨る広大な領空は通称「横田幕府」(横田基地;米国の日本統治本部)即ちアメリカの支配する「アメリカの領空」なのだ。米国は自由に日本の許可なく入国管理なしに勝手に日本に出入りできる一方、日本の航空機は日本の空でありながら米軍の許可がなければ飛行できない。私も民間航空に勤務していて嫌というほど経験しているが、大阪や九州に飛ぶにも態々遠廻りの房総半島西を経由するか、東京湾でやむなくリバーサルコースで高度を上げて「米空域」を超えて避けなければならなかった。帰りは大島経由である。省エネから言っても莫大な国家損失である。サンフランシスコ条約とは、連合国による日本占領からアメリカ一国の属国に切り替わったことを意味している。即ちアメリカの属国になることを条件に講和が実現したのである。
アメリカは、自由と民主主義と言う耳触りの良い言葉で自国の勝手な国益をカモフラージュして押し付け、時には親米派に武器や資金を、時には外交圧力で、世界中に見かけは善意、陰ではCIAの工作と戦争によって戦後のアメリカ帝国を築いてきた。「帝国」とは帝政、皇帝が支配する国だけを意味するのではなく、自国以外の広大な植民地や地域を支配する国も帝国と言う。米国ユーヨーク州をエンパイヤ―・ステートと呼ぶことでも分かるように、帝政を意味しない。パックス・アメリカーナ(アメリカの軍事力による世界平和)こそが史上最強最大のアメリカ帝国を表す言葉だ。アメリカの勝手さの象徴を見る思いがしたのは、大統領選にロシアが関与しただのと大問題にしてロシアを悪者にして、トランプを攻撃しているが笑わずにはおられない。アメリカは、日本を始め戦後か数えきれないほどの外国の選挙に介入してきている。やっていることは当然想像できたが、一体どの面下げてよその国を非難できるというのか。CIAの資金援助で自民党は創立され、反自民の票を割らせて社会党に政権を取らせないために、共産党まで資金援助をしていたという。戦後、何十年も左翼同志なのになぜ、社会党と共産党は犬猿の仲のように敵対していたのか、良くわかる。
最近それを裏付けるようなCNNの報道があった。それによると、カーネギー・メロン大学・政治戦略研究所の研究員は、CNNのインタビューで、アメリカの他国の選挙に対する干渉を社会学の観点から調査しているとして、アメリカは1946年から2000年までの間、47カ国の81の選挙に干渉したとしている。
また、数十年間にわたり、アメリカがチリ、アルゼンチン、日本、西ドイツ、ブラジル、インドネシア、レバノン、マレーシア、イランの選挙に干渉してきたことに触れ、アメリカはたいてい、自国に同調する候補や政党を支援してきたとした。さらに、このうち、3分の2は秘密裏に、3分の1は公然と行われたとしている。良くロシアのことが言えるものだ。あまりに気恥ずかしくて、トランプがプーチンに大統領選介入を頼んだように仕立てているが、外国に弱みを握られるような、こともあろうに敵対するロシアに、大統領を志す者が選挙妨害乃至は支援を頼むことは考えられない。百歩譲っても、トランプの個人の行為ならトランプ個人の責任だが、国家が他国の政治や選挙に不当に干渉することは何倍も重い国家的犯罪であろう。アメリカは、「国益」のためならCIAによる戦争、武力行使、殺人、謀略、拉致、破壊工作、すべての手段が許される傲岸不遜な国柄なのである。そこには正義の「せ」の字もない。当然、日本の御用メディアがそれを報道することはない。
小沢一郎衆議院議員はかつて「国連中心主義」を唱えていたが、実に卓見だと思う。群盲が象を触るがごとき議論で的外れに小沢氏と国連中心主義を非難するが、本質はアメリカの強引な戦争に体よく付き合わなくて済むための方便に過ぎない。今の日本は「アメリカ中心主義」であり、憲法で国際紛争に武力行使を禁じているにも拘らず、アメリカのためなら戦争に加担できる憲法違反の法体系まで整備する呆れたアメリカのポチぶりだ。国連中心主義なら、国連安保理によりアメリカの勝手戦争が承認されないため、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン戦争などほぼすべてのアメリカの戦争に参加しないで済む。実に小沢氏は頭が良い。アメリカの都合で作った国連だが、安保理だけはフランス、ロシア、中国が常任理事国であるためアメリカの勝手な戦争のお墨付きを与えることは無く、仕方なくほぼすべて有志連合の形で国連安保理の決議の無い国連憲章違反違法戦争仕掛けている。国際紛争に武力行使に参加しない日本国憲法を国是とする日本には最良の策が「国連中心主義」だろう。そういう小沢一郎氏故に米国に疎まれ、米国のイヌ、東京地検特捜部に無実の容疑をでっち上げられて政治的影響力を失ったことはいかにも残念でならない。
ドイツは日本と同じく敗戦国でありアメリカとは同盟国であるが、日本のような従属関係はない。またドイツは勝手なことをやり続けるアメリカに対し「もはやアメリカはドイツの友人ではない」(メルケル首相)とはっきりものが言える毅然とした独立国家だ。ドイツは駐留米兵一人当たり約300万円負担しているが、日本はなんと一人当たり約1800万円も負担している。ドイツはユーロ圏のリーダーであるが、日本は、アジアではアメリカの腰巾着としか見られていない。アメリカの桎梏から逃れて日本の一日も早い真の国家独立を望まずにはいられない。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
〜EUのリーダー、ドイツのようにアメリカ従属からの自立を望む〜 JH4SEHのシャック/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる