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zoom RSS 〜CVIDを逆手にトランプ大統領の意外な歴史的成果米朝首脳会談〜

<<   作成日時 : 2018/06/26 20:01   >>

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画像    しばらくの間、日本の政治、ことに安陪首相の俗物ぶり、フェイクぶりにまともに受け止めることもあほらしく、ブログに感想すら記す気にもなれないでいるが、トランプ大統領の米朝首脳会談実現の凄さにあっけにとられて大いに見直した。私は、米朝が朝鮮半島の緊張状態解消はあり得ない永遠の前提であると認識していた。
  誰もが知っていることであるが、ホワイト・ハウスは戦争屋である軍産複合体に支配されており、歴代大統領はだれもホワイト・ハウスから軍産複合体の排除は出来なかった。年間75兆円もの軍事費を費やす米国は、この平和な時代に臨戦態勢並みの図抜けた軍事費を計上している。日本の軍事予算が5兆円程度であることを考えれば、あまりにも大きいことがわかる。国家予算はラフな数字で米国300兆円に対し、日本は200兆円である。予算が1.5倍なのに軍事費は15倍である。それにしてもアメリカのGDPがアメリカの三分の一しかないのに国家予算は狭い国土で軍事費も掛けず二倍のGDP比の予算を使っていることは如何に日本が官僚天国か判る。
  話を元に戻そう。軍産複合体が牛耳る国アメリカが米朝敵対関係が和解に向かうことなどあり得ないと思っていたら、やはり軍産複合体は頑強に抵抗したらしい。アメリカメディアのジャーナリストや評論家はみな軍産複合体の息のかかった御用記者や電波芸者ばかりだが日本よりも少しはマシとはいえ、アメリカのメディア論調は「北朝鮮は信用できない」、「非核化できるはずがない」とトランプ・金会談の失敗を祈るような記事ばかり流し続けた。トランプは政治家でなく実務型のビジネスマンであって、高い理想主義や人格の高潔さから北朝鮮との平和を模索しているのではないが、世界にとっては黒い猫でも白い猫でもネズミを獲る猫は良い猫であり、素晴らしい大統領だろう。
  そこで、策士トランプが軍産の同意を取り付けるために受け入れたのがCVID(完全、検証可能、且つ非可逆的非核化:Complete, Verifiable, Irreversible, Dismantiement/Denuclearization)という正義面を振りかざした嫌がらせだった。CVIDそのもは否定しにくい建て前なのだが、フセインがアメリカに体制を崩壊され殺されたように、あることない事因縁つけて体制破壊させる道具なので、金正恩が受け容れるわけがないのである。しかし、それをトランプが首脳会談で持ち出すと言えば、軍産側も首脳会談は表向きにも悪いことではないので表立って首脳会談に反対は出来なかったにちがいない。
  この北朝鮮との交渉を前に軍産の回し者のティラーソン国務次官をトランプの言うことをよく聞くポンペオCIA長官に替え、マクマスターから一見強硬派に見えるが実はトランプに与するボルトンに国家安全保障大統領補佐官を替えた。トランプ大統領は、軍産の息のかかった国務省官僚に任せず、トップダウンで指示し、実務を韓国にやらせることなどで北朝鮮と調整し歴史的な会談を実現した。最もみっともないのは、米朝会談の蚊帳の外の置かれた安陪首相だろう。会談の直前までトランプ大統領に、北朝鮮に対する制裁を緩めないように念を押しに行き、自国の問題なのに拉致被害者問題の解決を他国に頼みに行くKYぶりに畏れ入る。アメリカもトランプも日本や安倍首相に特に好意で動くことは無く、頼まれればその代償を高く求められる。北朝鮮ミサイルの脅威は無くなってもイージ・スアショアー(陸上配置イージス・システム)を買わされ、ミサイル防衛もも買わされるのもその代償の一部に過ぎない。非核化後の莫大な北朝鮮への経済援助は、アメリカではなく日本に押し付けられることは目にみえている。それも安陪のカネではなく国民の税金なのである。
  トランプは大統領は、軍産複合体がヒラリーのように選挙資金をだして大統領にして従来とおりホワイト・ハウスを支配する戦争経済国家はビジネスマンとしての経済合理性に合わないと思っている節がある。アメリカ支配グループがすべて軍産複合体ではなく、キッシンジャーなどCFR(国際問題評議会)系もありこちらはヒラリーではなくトランプを推して世界の警察官を辞めると言わせている。年老いて、金も、女も、地位も卒業したトランプが軍産に暗殺される恐れがあるとしても意に介さず朝鮮半島を中韓露に任せて世界の一極化から多極化に変え、アメリカは「便所の100ワット」裸電球のように不必要に軍事最強国家ではなく、普通に最強であればよくて世界最強経済国家に向かわせたいいたいと考えているであろう。
  とにかく、トランプ大統領は政治的玄人でなく素人発想に見えるが、ロシアに敵対するNATOを否定し、世界の警察官を辞めると言ったり、北朝鮮と宥和策を取りながら、シリアの化学兵器使用がCIAとMI6のアメリカ軍をシリアから撤退をさせないための裏工作であること承知の上で、撤退すると言っていた米軍を駐留継続するなどと方針を翻すなど強かに中間選挙に向けての硬派ぶりもの演出も忘れない。
  トランプは金正恩が軍産複合体勢力の嫌がらせCVIDを、金正恩が受け容れるはずのない事を分かった上で軍産複合体にはCVIDを北朝鮮に受け入れさせることを(安)請け合いしている。しかし、トランプは本気でCVIDを北朝鮮に押し付ける気はないであろうし、歴史のモメンタムは首脳会談が実現し、一旦朝鮮半島非核化、統一に向かい動き始めればその巨大な慣性は如何に軍産複合体が抵抗してもその流れを止めることは出来ないだろう。トランプ大統領はそのことを直感している。
世界で初めて「軍産複合体」という言葉を使ったのは、米国34代アイゼンハワー大統領である。大統領離任説で「軍産複合体」という言葉を使ってその危険性を警告したのである。要旨は、「軍産複合体のこれまでの果たしてきた役割は認めるが、それが民主主義のプロセスを破壊する危険性があることを忘れてはならない」と全国民に警告したのである。これが、民間出身リベラル派の大統領でなく、第二次大戦ヨーロッパ戦線総司令官陸軍元帥アイゼンハワーの言葉であることに重みがある。この有名な離任演説からも軍産複合体は単なる陰謀論ではなく実態であることがわかる。彼はこの演説で次のケネディ大統領に次世代の松明を渡しが、ケネディ大統領はベトナムに送り込んだ軍事顧問団を撤収させようとしていたためベトナム戦争拡大を求める軍産複合体に暗殺された言う説も否定できない。
  アメリカに盲従する日本も、メディアすべて「北朝鮮が核を手放すワケがない」、「北朝鮮は信用できない」、など散々アメリカ軍産側の論調の尻馬に乗り、世界が平和に向かうことだけでも素晴らしいと絶賛する中、世界から笑われている。考えても見ればよい、いつまでも北朝鮮と敵対している方がいいのかと。どんな悪い平和でも、どんなに良い戦争よりもはるかにマシである。

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