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zoom RSS 〜軽微な人身事故を起こした場合の心構え〜

<<   作成日時 : 2016/04/25 22:12   >>

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画像 交通事故は、自分は起こさないと思い大して事故を起こした時の心の準備をしていないものだ。そして、特に軽微な事故は軽く考えがちだが、人身事故となると軽微な事故でも刑事責任を伴い、起訴されれば事実上ほぼ99%罰金刑以上の刑を受け前科一犯となる。軽微な事故でも、交差点内の人身事故で歩行者と接触するなど専らの責任を認定されれば最低でも20万円から30万円の罰金刑を課せられる。この刑事責任だけでなく行政責任も問われ、公安委員会から違反点数を加算され、点数に余裕がなければ免停となる。
  私事で恥ずかしながら、70歳の誕生日の免許更新で75歳までのゴールド免許を交付されたばかりの今年始め、交差点で老婦人に接触し、人身事故を起こしてしまった。どんなに軽く接触しても、相手が物損事故でなく、医者の診断書を提出し人身事故として事故処理を警察に求めれば軽微な怪我(2週間以内の診断書)でも警察で調書を取られ、検察庁に書類送検される。私の場合も、相手のご婦人がご子息の指示で医者の診断書を取ることにして人身事故として処理された。しかし、同じ軽微な人身事故でも交差点以外で、加害者{運転者}に専らの責任がないと検察官が判断すれば不起訴となることがあるが、起訴となっても罰金は最低の12万円位で済むと言われている。しかし信号機のある交差点のでは、横断歩道を歩行中の歩行者は絶対的に法律で保護されており、よほどのことがない限り厳しく罰せられる。
  事故原因については、雨天で交差点を左折中窓が曇っていて歩行者と接触するまで歩行者に気がつかなかったことだった。当該歩行者も傘をさしていて左折中の私の車に気づかず私の車をかわすこともできなかったようだ。右折の場合横断歩道が前面ウィンドウから余裕を持って視界に入るが、左折の場合、うっかり左ウインドウを曇らせていると前面ウインドウに歩道が視界に入るまでに歩行者の歩道進入が視認できないかあるいは気づくのが遅れ歩行者と接触又は衝突する恐れがある。幸い、相手のご婦人は転倒をまぬがれ、打撲ですんだとはいえ弁解の余地はないが、その日のうちに菓子折りを持ってお詫びに足を運んだ。 運悪く事故を起こしたときは加害者としての事故後の対応が重要であるので、参考にしていただきたいと思い、私の経験を記す。
  接触した以上、どんなに軽い接触と思っても、相手が警察に事故処理を希望し、医者の診断を受ける意思を示した場合、警察は人身事故として処理する。
この場合、
1 どんなに軽い怪我や単なる打撲と思っても、可能ならその日のうちに菓子折りを持って被害者宅へお詫びの挨拶に行く。(菓子折りの領収書は誠意の証しとして取っておく)
2 相手の気分を害するような自分の言い分を控える。
3 保険会社に直ちに対応を求め、自分からも何回か電話ででも相手の怪我を気遣う。

軽い事故だから保険会社がうまく処理してくれるだろう、と絶対に思ってはならないと思う。物損事故ならどんなに相手の車が壊れようとも、ほっていても保険会社が処理してくれる。車の物損に限り刑事事件として責任を問われることはないからだ。しかし人身事故は軽微な事故でも刑事責任を問われ、たとえ軽い打ち身程度と思っても被害者によっては徹底的に加害者の責任を追求される。場合によっては、自賠責保険での賠償を拒否され、自腹で治療費の請求を求められることもあり、又たとえ診断書が2週間と書いてあっても、何ヶ月も治療後やリハビリに通院されることもある。誠意ある初動によって、被害者は加害者に「重い処分を望まない」と警察の調書にコメントしてもらえれば、検察官の心象は非常に良いものになると思われる。
事故後半年くらいしても、検察庁から何の沙汰もなければ不起訴と思って間違いないが、私の場合2ヶ月弱で早々に検察庁から呼び出しが来た。要するに、量刑を判断するために事情を聴取したいというのである。検察から呼び出しがあれば、ほぼ間違いなく起訴され、軽ければ簡易裁判でその日のうちに罰金刑が言い渡されるという。私は、20〜30万円の罰金を覚悟していたので、せめて最も軽い罰金、最低の20万円で済むようにと不謹慎に願いながら検察庁に出頭した。とにかく事故の反省の意思を示すことが大切であるが、普通の人間なら相当懲りて反省するはずだ。国家も歳入を必要としているので、取れるものはなんでも取るだろうと罰金は覚悟していた。映画やテレビで見る限り、検察官は秋霜烈日のごとく峻厳に被疑者に接するものと先入観を持っていたが、私の担当検察官は非常に穏やかに公平に接して頂いた気がした。こちらの説明を弁解として猜疑することもなく客観的に耳を傾けくれ、最後に、「私(担当検事)としては不起訴処分とします。ただ何かあれば再度お訊きすることがあるかもしれませんが、今月中に何も連絡がなければそのまま不起訴と思って頂いて構いません」と告げられて、事情聴取は終わった。その後月内にはなんの連絡もなく、年度も変わり不起訴が確定したものと思われる。検察庁に呼ばれても、私の場合のように必ず起訴、罰金刑となるとは限らないので、日本の検察の公正さを信じ諦める必要はないと思った。検察官は、事情聴取で私が被害者に対しどんな誠意を示したか、示談は円満に済んだか、またはその見込みがあるか。最後に、被害者が重い処分を望んでいないと言ってくださったが、以上のことから検察官は軽微な事故について次のことを重視していると思われるう。
1、 事故を十分反省しているか
2、 被害者の怪我の程度、(軽いけが、全治2週間以内であること)
3、 加害者にどれだけ誠意を見せたか、(事故当日菓子折りを持ってお詫びに行く、電話で怪我を何回か気遣うなど)
4、 示談は円満に解決したか、あるいは円満に示談の見込みがあるか(保険会社の対応報告書等があれば持参する、示談の見通しを聞いておく)
5、 被害者の加害者への処罰の意向、重い処分を望まない旨の被害者の助言があるか
以上が私の経験だが、物損事故は保険または金で済ませられるのに対し、人身事故は他人を傷つけることで単に金では済ませられない重みがあり、格段に重大である。高齢者の事故が増えている中、改めて事故の重大さ心に刻まなければならないと反省している。また罰金には保険金が給付されることがないことは当然である。重い人身事故の場合だと100万円以上の罰金もありうる。私はたまたま運良く不起訴になったが、万一人身事故当事者になったら保険会社に任せるだけではなく、自ら相手の怪我を心配し一日も早い回復を願って誠意を尽くすことが必要であることを痛感した。

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